【活用ガイド】

JVNDB-2015-007261

複数の Huawei 製品のソフトウェアにおけるパスワードを取得される脆弱性

概要

複数の Huawei 製品のソフトウェアには、パスワードを取得され、解読される脆弱性が存在します。

補足情報 : CWE による脆弱性タイプは、CWE-326: Inadequate Encryption Strength (不適切な暗号強度) と識別されています。
http://cwe.mitre.org/data/definitions/326.html
CVSS による深刻度 (CVSS とは?)

CVSS v3 による深刻度
基本値: 4.9 (警告) [NVD値]
  • 攻撃元区分: ネットワーク
  • 攻撃条件の複雑さ: 低
  • 攻撃に必要な特権レベル: 高
  • 利用者の関与: 不要
  • 影響の想定範囲: 変更なし
  • 機密性への影響(C): 高
  • 完全性への影響(I): なし
  • 可用性への影響(A): なし
CVSS v2 による深刻度
基本値: 4.0 (警告) [NVD値]
  • 攻撃元区分: ネットワーク
  • 攻撃条件の複雑さ: 低
  • 攻撃前の認証要否: 単一
  • 機密性への影響(C): 部分的
  • 完全性への影響(I): なし
  • 可用性への影響(A): なし
影響を受けるシステム


Huawei
  • AR ルーターファームウェア V200R007C00SPC100 未満
  • Quidway S5300 ファームウェア V200R007C00 未満
  • Quidway S9300 ファームウェア V200R009C00 未満
  • S12700 ファームウェア V200R008C00SPC500 未満
  • S5300 ファームウェア V200R007C00 未満
  • S5700 ファームウェア V200R007C00SPC500 未満
  • S9300 ファームウェア V200R007C00 未満
  • AR
  • Quidway S5300
  • Quidway S9300
  • S12700
  • S5300
  • S5700
  • S9300

想定される影響

リモート認証された管理者により、可逆暗号化アルゴリズムの選択を利用されることで、パスワードを取得され、解読される可能性があります。
対策

ベンダより正式な対策が公開されています。ベンダ情報を参照して適切な対策を実施してください。
ベンダ情報

Huawei
CWEによる脆弱性タイプ一覧  CWEとは?

  1. 不適切な暗号強度(CWE-326) [NVD評価]
共通脆弱性識別子(CVE)  CVEとは?

  1. CVE-2015-8085
参考情報

  1. National Vulnerability Database (NVD) : CVE-2015-8085
更新履歴

  • [2016年10月06日]
      掲載