【活用ガイド】

JVNDB-2015-007140

Veritas NetBackup および NetBackup アプライアンスの管理サービスのプロトコルの実装における任意の RPC を実行される脆弱性

概要

Veritas NetBackup および NetBackup アプライアンスの管理サービスのプロトコルの実装には、任意の RPC を実行される脆弱性が存在します。

補足情報 : CWE による脆弱性タイプは、CWE-284: Improper Access Control (不適切なアクセス制御) と識別されています。
http://cwe.mitre.org/data/definitions/284.html
CVSS による深刻度 (CVSS とは?)

CVSS v3 による深刻度
基本値: 9.8 (緊急) [NVD値]
  • 攻撃元区分: ネットワーク
  • 攻撃条件の複雑さ: 低
  • 攻撃に必要な特権レベル: 不要
  • 利用者の関与: 不要
  • 影響の想定範囲: 変更なし
  • 機密性への影響(C): 高
  • 完全性への影響(I): 高
  • 可用性への影響(A): 高
CVSS v2 による深刻度
基本値: 10.0 (危険) [NVD値]
  • 攻撃元区分: ネットワーク
  • 攻撃条件の複雑さ: 低
  • 攻撃前の認証要否: 不要
  • 機密性への影響(C): 全面的
  • 完全性への影響(I): 全面的
  • 可用性への影響(A): 全面的
影響を受けるシステム


ベリタス
  • Veritas NetBackup 7.5.0.7 までの 7.x,
  • Veritas NetBackup 7.6.0.4 までの 7.6.0.x
  • Veritas NetBackup 7.6.1.2 までの 7.6.1.x
  • Veritas NetBackup 7.7.2 未満の 7.7.x
  • Veritas NetBackup アプライアンス 2.5.4 まで
  • Veritas NetBackup アプライアンス 2.6.0.4 までの 2.6.0.x
  • Veritas NetBackup アプライアンス 2.6.1.2 までの 2.6.1.x
  • Veritas NetBackup アプライアンス 2.7.2 未満の 2.7.x
日立
  • JP1/VERITAS NetBackup 7
  • JP1/VERITAS NetBackup 7.1
  • JP1/VERITAS NetBackup 7.5
  • JP1/VERITAS NetBackup 7.6
  • JP1/VERITAS NetBackup 7.7

本脆弱性の影響を受ける日立製品の詳細については、ベンダ情報 HS16-018 をご確認ください。
想定される影響

第三者により、任意の RPC を実行される可能性があります。
対策

ベンダより正式な対策が公開されています。ベンダ情報を参照して適切な対策を実施してください。
ベンダ情報

ベリタス 日立
  • Hitachi Software Vulnerability Information : HS16-018
  • ソフトウェア製品セキュリティ情報 : HS16-018
CWEによる脆弱性タイプ一覧  CWEとは?

  1. その他(CWE-Other) [NVD評価]
共通脆弱性識別子(CVE)  CVEとは?

  1. CVE-2015-6552
参考情報

  1. National Vulnerability Database (NVD) : CVE-2015-6552
更新履歴

  • [2016年05月18日]
      掲載
    [2016年08月02日]
      影響を受けるシステム：ベンダ情報の追加に伴い内容を更新
      ベンダ情報：日立 (HS16-018) を追加

公表日2015/08/21
登録日2016/05/18
最終更新日2016/08/02