JVNDB-2015-007115
|
Linux Kernel の NFS クライアントの fs/nfs/nfs4proc.c におけるサービス運用妨害 (DoS) の脆弱性
|
Linux Kernel の NFS クライアントの fs/nfs/nfs4proc.c は、リカバリ操作への移行のためのメモリを適切に初期化しないため、サービス運用妨害 (NULL ポインタデリファレンスおよびパニック) 状態にされる脆弱性が存在します。
補足情報 : CWE による脆弱性タイプは、CWE-476: NULL Pointer Dereference (NULL ポインタデリファレンス) と識別されています。
http://cwe.mitre.org/data/definitions/476.html
|
CVSS v3 による深刻度 基本値: 7.5 (重要) [NVD値]
- 攻撃元区分: ネットワーク
- 攻撃条件の複雑さ: 低
- 攻撃に必要な特権レベル: 不要
- 利用者の関与: 不要
- 影響の想定範囲: 変更なし
- 機密性への影響(C): なし
- 完全性への影響(I): なし
- 可用性への影響(A): 高
CVSS v2 による深刻度 基本値: 5.0 (警告) [NVD値]
- 攻撃元区分: ネットワーク
- 攻撃条件の複雑さ: 低
- 攻撃前の認証要否: 不要
- 機密性への影響(C): なし
- 完全性への影響(I): なし
- 可用性への影響(A): 部分的
|
|
Linux
|
|
リモートの NFS サーバにより、巧妙に細工されたネットワークトラフィックを介して、サービス運用妨害 (NULL ポインタデリファレンスおよびパニック) 状態にされる可能性があります。
|
ベンダより正式な対策が公開されています。ベンダ情報を参照して適切な対策を実施してください。
|
Linux
レッドハット
|
- その他(CWE-Other) [NVD評価]
|
- CVE-2015-8746
|
- National Vulnerability Database (NVD) : CVE-2015-8746
|
|