【活用ガイド】

JVNDB-2015-007108

複数の Huawei 製品におけるサービス運用妨害 (DoS) の脆弱性

概要

複数の Huawei 製品には、SSL セッション情報に関する処理に不備があるため、メモリリークにより、サービス運用妨害 (メモリ消費およびデバイスの再起動) 状態にされる脆弱性が存在します。
CVSS による深刻度 (CVSS とは?)

CVSS v3 による深刻度
基本値: 6.5 (警告) [NVD値]
  • 攻撃元区分: ネットワーク
  • 攻撃条件の複雑さ: 低
  • 攻撃に必要な特権レベル: 低
  • 利用者の関与: 不要
  • 影響の想定範囲: 変更なし
  • 機密性への影響(C): なし
  • 完全性への影響(I): なし
  • 可用性への影響(A): 高
CVSS v2 による深刻度
基本値: 6.8 (警告) [NVD値]
  • 攻撃元区分: ネットワーク
  • 攻撃条件の複雑さ: 低
  • 攻撃前の認証要否: 単一
  • 機密性への影響(C): なし
  • 完全性への影響(I): なし
  • 可用性への影響(A): 全面的
影響を受けるシステム


Huawei
  • S2300 ファームウェア V100R006SPH022 未満の V100R006C05
  • S2350EI ファームウェア V200R003SPH011 未満の V200R003C00
  • S2350EI ファームウェア V200R005SPH008 未満の V200R005C00
  • S2350EI ファームウェア V200R006SPH002 未満の V200R006C00
  • S3300 ファームウェア V100R006SPH022 未満の V100R006C05
  • S5300EI ファームウェア V200R003SPH011 未満の V200R003C00
  • S5300EI ファームウェア V200R005SPH008 未満の V200R005C00
  • S5300LI ファームウェア V200R003SPH011 未満の V200R003C00
  • S5300LI ファームウェア V200R005SPH008 未満の V200R005C00
  • S5300LI ファームウェア V200R006SPH002 未満の V200R006C00
  • S5300SI ファームウェア V200R003SPH011 未満の V200R003C00
  • S5300SI ファームウェア V200R005SPH008 未満の V200R005C00
  • S5310HI ファームウェア V200R003SPH011 未満の V200R003C00
  • S5310HI ファームウェア V200R005SPH008 未満の V200R005C00
  • S5720EI ファームウェア V200R006SPH002 未満の V200R006C00
  • S5720HI ファームウェア V200R006SPH002 未満の V200R006C00
  • S6300EI ファームウェア V200R003SPH011 未満の V200R003C00
  • S6300EI ファームウェア V200R005SPH008 未満の V200R005C00
  • S7700 ファームウェア V200R003SPH011 未満の V200R003C00
  • S7700 ファームウェア V200R005SPH009 未満の V200R005C00
  • S7700 ファームウェア V200R006SPH003 未満の V200R006C00
  • S9300 ファームウェア V200R003SPH011 未満の V200R003C00
  • S9300 ファームウェア V200R005SPH009 未満の V200R005C00
  • S9300 ファームウェア V200R006SPH003 未満の V200R006C00
  • S9700 ファームウェア V200R003SPH011 未満の V200R003C00
  • S9700 ファームウェア V200R005SPH009 未満の V200R005C00
  • S9700 ファームウェア V200R006SPH003 未満の V200R006C00
  • S2300
  • S2350EI
  • S3300
  • S5300EI
  • S5300LI
  • S5300SI
  • S5310HI
  • S5720EI
  • S5720HI
  • S6300EI
  • S7700
  • S9300
  • S9700

想定される影響

リモート認証されたユーザにより、(1) HTTPS または (2) SFTP サーバへのログインおよびログアウトされることで、サービス運用妨害 (メモリ消費およびデバイスの再起動) 状態にされる可能性があります。
対策

ベンダより正式な対策が公開されています。ベンダ情報を参照して適切な対策を実施してください。
ベンダ情報

Huawei
CWEによる脆弱性タイプ一覧  CWEとは?

  1. リソース管理の問題(CWE-399) [NVD評価]
共通脆弱性識別子(CVE)  CVEとは?

  1. CVE-2015-8677
参考情報

  1. National Vulnerability Database (NVD) : CVE-2015-8677
更新履歴

  • [2016年05月02日]
      掲載