【活用ガイド】

JVNDB-2015-007066

Foreman における任意のホストからのレポートを読まれる脆弱性

概要

Foreman は、view_hosts 権限を適切に適用しないため、(1) 任意のホストからのレポートを読まれる、または (2) 任意のホストからのレポートを削除される脆弱性が存在します。
CVSS による深刻度 (CVSS とは?)

CVSS v3 による深刻度
基本値: 4.2 (警告) [NVD値]
  • 攻撃元区分: ネットワーク
  • 攻撃条件の複雑さ: 高
  • 攻撃に必要な特権レベル: 低
  • 利用者の関与: 不要
  • 影響の想定範囲: 変更なし
  • 機密性への影響(C): 低
  • 完全性への影響(I): 低
  • 可用性への影響(A): なし
CVSS v2 による深刻度
基本値: 6.0 (警告) [NVD値]
  • 攻撃元区分: ネットワーク
  • 攻撃条件の複雑さ: 中
  • 攻撃前の認証要否: 単一
  • 機密性への影響(C): 部分的
  • 完全性への影響(I): 部分的
  • 可用性への影響(A): 部分的
影響を受けるシステム


The Foreman
  • Foreman 1.8.4 未満
  • Foreman 1.9.1 未満の 1.9.x
レッドハット
  • Red Hat Satellite 6.1 for RHEL 7 x86_64
  • Red Hat Satellite 6.1 for RHEL 6 x86_64
  • Red Hat Satellite Capsule 6.1 for RHEL 7 x86_64
  • Red Hat Satellite Capsule 6.1 for RHEL 6 x86_64

想定される影響

(a) 個人のレポートの表示/削除ページまたは (b) API への直接のアクセスを介して、以下の影響を受ける可能性があります。

(1) view_reports 権限を持つリモート認証されたユーザにより、任意のホストからのレポートを読まれる。
(2) destroy_reports 権限を持つリモート認証されたユーザにより、任意のホストからのレポートを削除される。
対策

ベンダより正式な対策が公開されています。ベンダ情報を参照して適切な対策を実施してください。
ベンダ情報

The Foreman レッドハット
CWEによる脆弱性タイプ一覧  CWEとは?

  1. 認可・権限・アクセス制御(CWE-264) [NVD評価]
共通脆弱性識別子(CVE)  CVEとは?

  1. CVE-2015-5233
参考情報

  1. National Vulnerability Database (NVD) : CVE-2015-5233
更新履歴

  • [2016年04月21日]
      掲載

公表日2015/09/01
登録日2016/04/21
最終更新日2016/04/21