【活用ガイド】

JVNDB-2015-007047

openSUSE および SUSE Linux Enterprise の MySQL Community Server パッケージおよび MariaDB パッケージにおけるデータベースの認証情報を取得される脆弱性

概要

openSUSE、Leap の MySQL Community Server パッケージ、および openSUSE、Leap、SUSE Linux Enterprise の MariaDB パッケージに含まれる mysql-systemd-helper スクリプトには、データベースの認証情報を取得される脆弱性が存在します。
CVSS による深刻度 (CVSS とは?)

CVSS v3 による深刻度
基本値: 6.2 (警告) [NVD値]
  • 攻撃元区分: ローカル
  • 攻撃条件の複雑さ: 低
  • 攻撃に必要な特権レベル: 不要
  • 利用者の関与: 不要
  • 影響の想定範囲: 変更なし
  • 機密性への影響(C): 高
  • 完全性への影響(I): なし
  • 可用性への影響(A): なし
CVSS v2 による深刻度
基本値: 2.1 (注意) [NVD値]
  • 攻撃元区分: ローカル
  • 攻撃条件の複雑さ: 低
  • 攻撃前の認証要否: 不要
  • 機密性への影響(C): 部分的
  • 完全性への影響(I): なし
  • 可用性への影響(A): なし
影響を受けるシステム


openSUSE project
  • openSUSE 13.2 の MariaDB パッケージ 10.0.22-2.21.2 未満
  • openSUSE 13.2 の MySQL Community Server パッケージ 5.6.28-2.17.1 未満
  • openSUSE Leap 42.1 の MariaDB パッケージ 10.0.22-3.1 未満
  • openSUSE Leap 42.1 の MySQL Community Server パッケージ 5.6.28-13.1 未満
SUSE
  • SUSE Linux Enterprise Desktop 12-SP1 の MariaDB パッケージ 10.0.22-3.1 未満
  • SUSE Linux Enterprise Server 12-SP1 の MariaDB パッケージ 10.0.22-3.1 未満
  • SUSE Linux Enterprise Software Development Kit 12-SP1 の MariaDB パッケージ 10.0.22-3.1 未満
  • SUSE Linux Enterprise Workstation Extension 12-SP1 の MariaDB パッケージ 10.0.22-3.1 未満

想定される影響

ローカルユーザにより、プロセスおよびその引数をリスト化されることで、データベースの認証情報を取得される可能性があります。
対策

ベンダより正式な対策が公開されています。ベンダ情報を参照して適切な対策を実施してください。
ベンダ情報

Novell openSUSE project SUSE
CWEによる脆弱性タイプ一覧  CWEとは?

  1. 情報漏えい(CWE-200) [NVD評価]
共通脆弱性識別子(CVE)  CVEとは?

  1. CVE-2015-5969
参考情報

  1. National Vulnerability Database (NVD) : CVE-2015-5969
更新履歴

  • [2016年04月15日]
      掲載