【活用ガイド】

JVNDB-2015-007029

Erlang/OTP における平文データを取得される脆弱性

概要

Erlang/OTP は、接続終了時に CBC パディングバイトを適切にチェックしないため、平文データを取得される脆弱性が存在します。

本問題は、CVE-2014-3566 (別名 POODLE) と類似する問題です。
CVSS による深刻度 (CVSS とは?)

CVSS v3 による深刻度
基本値: 5.9 (警告) [NVD値]
  • 攻撃元区分: ネットワーク
  • 攻撃条件の複雑さ: 高
  • 攻撃に必要な特権レベル: 不要
  • 利用者の関与: 不要
  • 影響の想定範囲: 変更なし
  • 機密性への影響(C): 高
  • 完全性への影響(I): なし
  • 可用性への影響(A): なし
CVSS v2 による深刻度
基本値: 4.3 (警告) [NVD値]
  • 攻撃元区分: ネットワーク
  • 攻撃条件の複雑さ: 中
  • 攻撃前の認証要否: 不要
  • 機密性への影響(C): 部分的
  • 完全性への影響(I): なし
  • 可用性への影響(A): なし
影響を受けるシステム


ERLANG
  • Erlang/OTP 18.0-rc1 未満
openSUSE project
  • openSUSE 13.2

想定される影響

中間者攻撃 (man-in-the-middle attack) により、パディングオラクル攻撃を介して、平文データを取得される可能性があります。
対策

ベンダより正式な対策が公開されています。ベンダ情報を参照して適切な対策を実施してください。
ベンダ情報

ERLANG openSUSE project
CWEによる脆弱性タイプ一覧  CWEとは?

  1. 情報漏えい(CWE-200) [NVD評価]
共通脆弱性識別子(CVE)  CVEとは?

  1. CVE-2015-2774
参考情報

  1. National Vulnerability Database (NVD) : CVE-2015-2774
更新履歴

  • [2016年04月14日]
      掲載