【活用ガイド】

JVNDB-2015-007000

複数の Cisco Nexus デバイス上で稼動する Cisco NX-OS におけるサービス運用妨害 (DoS) の脆弱性

概要

Cisco Nexus 5500、5600、および 6000 デバイス上で稼動する Cisco NX-OS は、SNMP パケットの PDU を適切に検証しないため、サービス運用妨害 (SNMP アプリケーションリスタート) 状態にされる脆弱性が存在します。

ベンダは、本脆弱性を Bug ID CSCut84645 として公開しています。
CVSS による深刻度 (CVSS とは?)

CVSS v2 による深刻度
基本値: 7.8 (危険) [NVD値]
  • 攻撃元区分: ネットワーク
  • 攻撃条件の複雑さ: 低
  • 攻撃前の認証要否: 不要
  • 機密性への影響(C): なし
  • 完全性への影響(I): なし
  • 可用性への影響(A): 全面的
影響を受けるシステム


シスコシステムズ
  • Cisco NX-OS 7.1(1)N1(1)

想定される影響

第三者により、巧妙に細工されたパケットを介して、サービス運用妨害 (SNMP アプリケーションリスタート) 状態にされる可能性があります。
対策

ベンダより正式な対策が公開されています。ベンダ情報を参照して適切な対策を実施してください。
ベンダ情報

シスコシステムズ
CWEによる脆弱性タイプ一覧  CWEとは?

  1. 不適切な入力確認(CWE-20) [NVD評価]
共通脆弱性識別子(CVE)  CVEとは?

  1. CVE-2015-6260
参考情報

  1. National Vulnerability Database (NVD) : CVE-2015-6260
更新履歴

  • [2016年03月23日]
      掲載