JVNDB-2015-006820
 | 
GNU C Library の elf/rtld.c の process_envvars 関数におけるポインタガード (pointer-guarding) 保護メカニズムを回避される脆弱性
 | 
 
GNU C Library (別名 glibc または libc6) の elf/rtld.c の process_envvars 関数には、ポインタガード (pointer-guarding) 保護メカニズムを回避される脆弱性が存在します。 
 
補足情報 : CWE による脆弱性タイプは、CWE-254: Security Features (セキュリティ機能) と識別されています。 
http://cwe.mitre.org/data/definitions/254.html
 
 | 
 
  CVSS v3 による深刻度 基本値: 5.5 (警告) [NVD値]
  
    - 攻撃元区分: ローカル
 
    - 攻撃条件の複雑さ: 低
 
    - 攻撃に必要な特権レベル: 低
 
    - 利用者の関与: 不要
 
    - 影響の想定範囲: 変更なし
 
    - 機密性への影響(C): なし
 
    - 完全性への影響(I): 高
 
    - 可用性への影響(A): なし
 
   
 
  CVSS v2 による深刻度 基本値: 2.1 (注意) [NVD値]
  
    - 攻撃元区分: ローカル
 
    - 攻撃条件の複雑さ: 低
 
    - 攻撃前の認証要否: 不要
 
    - 機密性への影響(C): なし
 
    - 完全性への影響(I): 部分的
 
    - 可用性への影響(A): なし
 
   
 
 
  
 
 
 | 
 
	
 
 | 
 
	GNU Project
	
 
 | 
 
	
 
 | 
 
ローカルユーザにより、LD_POINTER_GUARD 環境変数のゼロ値を介して、ポインタガード (pointer-guarding) 保護メカニズムを回避される可能性があります。
 
 | 
 
ベンダより正式な対策が公開されています。ベンダ情報を参照して適切な対策を実施してください。
 
 | 
 
	GNU Project
	
	ターボリナックス
	
 
 | 
 
	- セキュリティ機能(CWE-254) [NVD評価]
 
 
 
 | 
 
	- CVE-2015-8777
 
 
 
 | 
 
	- National Vulnerability Database (NVD) : CVE-2015-8777 
 
 
 
 | 
 
	- [2016年01月26日]
 
  掲載 
[2016年03月01日] 
  ベンダ情報:ターボリナックス (TLSA-2016-7) を追加 
 
 
 
 |