【活用ガイド】

JVNDB-2015-006791

複数の Huawei TE 製品のソフトウェアにおけるパスワードを変更される脆弱性

概要

複数の Huawei TE マルチメディアビデオ会議エンドポイント製品のソフトウェアは、Debug アカウント用パスワードを変更する際、古いパスワードの入力を要求しないため、パスワードを変更される脆弱性が存在します。
CVSS による深刻度 (CVSS とは?)

CVSS v3 による深刻度
基本値: 6.8 (警告) [NVD値]
  • 攻撃元区分: 物理
  • 攻撃条件の複雑さ: 低
  • 攻撃に必要な特権レベル: 不要
  • 利用者の関与: 不要
  • 影響の想定範囲: 変更なし
  • 機密性への影響(C): 高
  • 完全性への影響(I): 高
  • 可用性への影響(A): 高
CVSS v2 による深刻度
基本値: 4.6 (警告) [NVD値]
  • 攻撃元区分: ローカル
  • 攻撃条件の複雑さ: 低
  • 攻撃前の認証要否: 不要
  • 機密性への影響(C): 部分的
  • 完全性への影響(I): 部分的
  • 可用性への影響(A): 部分的
影響を受けるシステム


Huawei
  • TE60 ファームウェア V100R001C10SPC100 未満
  • TE30
  • TE40
  • TE50
  • TE60

想定される影響

物理的に端末の操作が可能な攻撃者により、無人ワークステーションを利用されることで、パスワードを変更される可能性があります。
対策

ベンダより正式な対策が公開されています。ベンダ情報を参照して適切な対策を実施してください。
ベンダ情報

Huawei
CWEによる脆弱性タイプ一覧  CWEとは?

  1. 証明書・パスワードの管理(CWE-255) [NVD評価]
共通脆弱性識別子(CVE)  CVEとは?

  1. CVE-2015-8673
参考情報

  1. National Vulnerability Database (NVD) : CVE-2015-8673
更新履歴

  • [2016年01月21日]
      掲載