【活用ガイド】

JVNDB-2015-006789

Huawei P8 および Mate 7 フォンのソフトウェアの HIFI ドライバにおけるサービス運用妨害 (DoS) の脆弱性

概要

Huawei P8 および Mate 7 フォンのソフトウェアの HIFI ドライバには、サービス運用妨害 (不正なメモリアクセスおよびリブート) 状態にされる脆弱性が存在します。

補足情報 : CWE による脆弱性タイプは、CWE-476: NULL Pointer Dereference (NULL ポインタデリファレンス) と識別されています。
http://cwe.mitre.org/data/definitions/476.html
CVSS による深刻度 (CVSS とは?)

CVSS v3 による深刻度
基本値: 5.5 (警告) [NVD値]
  • 攻撃元区分: ローカル
  • 攻撃条件の複雑さ: 低
  • 攻撃に必要な特権レベル: 不要
  • 利用者の関与: 要
  • 影響の想定範囲: 変更なし
  • 機密性への影響(C): なし
  • 完全性への影響(I): なし
  • 可用性への影響(A): 高
CVSS v2 による深刻度
基本値: 7.1 (危険) [NVD値]
  • 攻撃元区分: ネットワーク
  • 攻撃条件の複雑さ: 中
  • 攻撃前の認証要否: 不要
  • 機密性への影響(C): なし
  • 完全性への影響(I): なし
  • 可用性への影響(A): 全面的
影響を受けるシステム


Huawei
  • Mate 7 ファームウェア MT7-UL00C17B354 未満の MT7-UL00
  • Mate 7 ファームウェア MT7-TL10C00B354 未満の MT7-TL10
  • Mate 7 ファームウェア MT7-TL00C01B354 未満の MT7-TL00
  • Mate 7 ファームウェア MT7-CL00C92B354 未満の MT7-CL00
  • P8 ファームウェア GRA-TL00C01B220SP01 未満の GRA-TL00
  • P8 ファームウェア GRA-CL00C92B220 未満の GRA-CL00
  • P8 ファームウェア GRA-CL10C92B220 未満の GRA-CL10
  • P8 ファームウェア GRA-UL00C00B220 未満の GRA-UL00
  • P8 ファームウェア GRA-UL10C00B220 未満の GRA-UL10
  • Mate 7
  • P8

想定される影響

第三者により、"パラメータとしての NULL ポインタの入力" に関する処理を介して、サービス運用妨害 (不正なメモリアクセスおよびリブート) 状態にされる可能性があります。
対策

ベンダより正式な対策が公開されています。ベンダ情報を参照して適切な対策を実施してください。
ベンダ情報

Huawei
CWEによる脆弱性タイプ一覧  CWEとは?

  1. その他(CWE-Other) [NVD評価]
共通脆弱性識別子(CVE)  CVEとは?

  1. CVE-2015-8337
参考情報

  1. National Vulnerability Database (NVD) : CVE-2015-8337
更新履歴

  • [2016年01月21日]
      掲載

公表日2015/12/09
登録日2016/01/21
最終更新日2016/01/21