【活用ガイド】

JVNDB-2015-006706

Android のカーネルの System V IPC の実装におけるサービス運用妨害 (DoS) の脆弱性

概要

Android のカーネルの System V IPC の実装には、サービス運用妨害 (グローバルカーネルリソースの消費) 状態にされる脆弱性が存在します。

ベンダは、本脆弱性を Bug 22300191 として公開しています。

本脆弱性は、CVE-2015-7613 とは異なる脆弱性です。
CVSS による深刻度 (CVSS とは?)

CVSS v2 による深刻度
基本値: 7.8 (危険) [NVD値]
  • 攻撃元区分: ネットワーク
  • 攻撃条件の複雑さ: 低
  • 攻撃前の認証要否: 不要
  • 機密性への影響(C): なし
  • 完全性への影響(I): なし
  • 可用性への影響(A): 全面的
影響を受けるシステム


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  • Android 2016-01-01 より前の 6.0

想定される影響

攻撃者により、IPC リソースの割り当てとメモリマネージャの間の不正な相互作用を利用されることで、サービス運用妨害 (グローバルカーネルリソースの消費) 状態にされる可能性があります。
対策

ベンダより正式な対策が公開されています。ベンダ情報を参照して適切な対策を実施してください。
ベンダ情報

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CWEによる脆弱性タイプ一覧  CWEとは?

  1. リソース管理の問題(CWE-399) [NVD評価]
共通脆弱性識別子(CVE)  CVEとは?

  1. CVE-2015-6646
参考情報

  1. National Vulnerability Database (NVD) : CVE-2015-6646
更新履歴

  • [2016年01月12日]
      掲載