【活用ガイド】

JVNDB-2015-006680

AIX 上で稼動する IBM Spectrum Scale および General Parallel File System におけるサービス運用妨害 (DoS) の脆弱性

概要

AIX 上で稼動する IBM Spectrum Scale および General Parallel File System (GPFS) には、サービス運用妨害 (不正なポインタデリファレンスおよびノードクラッシュ) 状態にされる脆弱性が存在します。
CVSS による深刻度 (CVSS とは?)

CVSS v3 による深刻度
基本値: 4.0 (警告) [NVD値]
  • 攻撃元区分: ローカル
  • 攻撃条件の複雑さ: 低
  • 攻撃に必要な特権レベル: 不要
  • 利用者の関与: 不要
  • 影響の想定範囲: 変更なし
  • 機密性への影響(C): なし
  • 完全性への影響(I): なし
  • 可用性への影響(A): 低
CVSS v2 による深刻度
基本値: 2.1 (注意) [NVD値]
  • 攻撃元区分: ローカル
  • 攻撃条件の複雑さ: 低
  • 攻撃前の認証要否: 不要
  • 機密性への影響(C): なし
  • 完全性への影響(I): なし
  • 可用性への影響(A): 部分的
情報不足のため、「攻撃条件の複雑さ」のスコアは、"低" に設定されています。
影響を受けるシステム


IBM
  • IBM General Parallel File System 3.5.0.29 未満の 3.5.x
  • IBM General Parallel File System 4.1.0.8 までの 4.1.x
  • IBM Spectrum Scale 4.1.1.3 未満の 4.1.1.x

想定される影響

ローカルユーザにより、サービス運用妨害 (不正なポインタデリファレンスおよびノードクラッシュ) 状態にされる可能性があります。
対策

ベンダより正式な対策が公開されています。ベンダ情報を参照して適切な対策を実施してください。
ベンダ情報

IBM
CWEによる脆弱性タイプ一覧  CWEとは?

  1. その他(CWE-Other) [NVD評価]
共通脆弱性識別子(CVE)  CVEとは?

  1. CVE-2015-7403
参考情報

  1. National Vulnerability Database (NVD) : CVE-2015-7403
更新履歴

  • [2016年01月08日]
      掲載