【活用ガイド】

JVNDB-2015-006679

IBM Tivoli Monitoring のポータルおける任意のコマンドを実行される脆弱性

概要

IBM Tivoli Monitoring (ITM) のポータルには、任意のコマンドを実行される脆弱性が存在します。

補足情報 : CWE による脆弱性タイプは、CWE-77: Improper Neutralization of Special Elements used in a Command (コマンドインジェクション) と識別されています。
http://cwe.mitre.org/data/definitions/77.html
CVSS による深刻度 (CVSS とは?)

CVSS v3 による深刻度
基本値: 8.5 (重要) [NVD値]
  • 攻撃元区分: ネットワーク
  • 攻撃条件の複雑さ: 高
  • 攻撃に必要な特権レベル: 低
  • 利用者の関与: 不要
  • 影響の想定範囲: 変更あり
  • 機密性への影響(C): 高
  • 完全性への影響(I): 高
  • 可用性への影響(A): 高
CVSS v2 による深刻度
基本値: 8.5 (危険) [NVD値]
  • 攻撃元区分: ネットワーク
  • 攻撃条件の複雑さ: 中
  • 攻撃前の認証要否: 単一
  • 機密性への影響(C): 全面的
  • 完全性への影響(I): 全面的
  • 可用性への影響(A): 全面的
影響を受けるシステム


IBM
  • IBM Tivoli Monitoring 6.2.2 FP9 までの 6.2.2
  • IBM Tivoli Monitoring 6.2.3 FP5 までの 6.2.3
  • IBM Tivoli Monitoring 6.3.0 FP7 未満の 6.3.0

想定される影響

リモート認証されたユーザにより、Take Action 表示権限を利用され、巧妙に細工された入力を提供されることで、任意のコマンドを実行される可能性があります。
対策

ベンダより正式な対策が公開されています。ベンダ情報を参照して適切な対策を実施してください。
ベンダ情報

IBM
CWEによる脆弱性タイプ一覧  CWEとは?

  1. コマンドインジェクション(CWE-77) [NVD評価]
共通脆弱性識別子(CVE)  CVEとは?

  1. CVE-2015-5003
参考情報

  1. National Vulnerability Database (NVD) : CVE-2015-5003
更新履歴

  • [2016年01月08日]
      掲載

公表日2015/11/20
登録日2016/01/08
最終更新日2016/01/08