【活用ガイド】

JVNDB-2015-006586

Amped Wireless R10000 デバイスのファームウェアにおけるレスポンスを偽装される脆弱性

概要

Amped Wireless R10000 デバイスのファームウェアは、DNS クエリのヘッダの ID の値の選択に不適切なアルゴリズムを使用するため、レスポンスを偽装される脆弱性が存在します。

補足情報 : CWE による脆弱性タイプは、CWE-331: Insufficient Entropy (エントロピー不足) と識別されています。
http://cwe.mitre.org/data/definitions/331.html

なお、JVNVU#99863047 では、CWE-330 として公開されています。

CWE-330: Use of Insufficiently Random Values
http://cwe.mitre.org/data/definitions/330.html
CVSS による深刻度 (CVSS とは?)

CVSS v2 による深刻度
基本値: 5.0 (警告) [NVD値]
  • 攻撃元区分: ネットワーク
  • 攻撃条件の複雑さ: 低
  • 攻撃前の認証要否: 不要
  • 機密性への影響(C): なし
  • 完全性への影響(I): 部分的
  • 可用性への影響(A): なし
影響を受けるシステム


Amped Wireless
  • Wireless R10000 ファームウェア 2.5.2.11
  • Wireless R10000

想定される影響

第三者により、DNS クエリのヘッダの ID の値を予測されることで、レスポンスを偽装される可能性があります。
対策

ベンダ情報および参考情報を参照して適切な対策を実施してください。
ベンダ情報

Amped Wireless
CWEによる脆弱性タイプ一覧  CWEとは?

  1. その他(CWE-Other) [NVD評価]
共通脆弱性識別子(CVE)  CVEとは?

  1. CVE-2015-7279
参考情報

  1. JVN : JVNVU#99863047
  2. National Vulnerability Database (NVD) : CVE-2015-7279
  3. US-CERT Vulnerability Note : VU#763576
更新履歴

  • [2016年01月05日]
      掲載