JVNDB-2015-006515
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ISC Kea DHCP サーバにサービス運用妨害 (DoS) の脆弱性
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ISC Kea DHCP サーバには、サービス運用妨害 (DoS) の脆弱性が存在します。
kea-dhcp4 サーバおよび kea-dhcp6 サーバには問題が存在し、細工されたパケットを受信することでサーバがクラッシュする可能性があります。
・ kea-dhcp4 サーバはバージョン 0.9.2 および 1.0.0-beta で、デバッグレベ
ル 40 以上でログ出力している場合にのみ本脆弱性の影響を受けます。
0.9.1 およびそれ以前のバージョンや、デバッグレベル 39 以下でログ出力し
ている場合には本脆弱性の影響は受けません。
・ kea-dhcp6 サーバはバージョン 0.9.2 および 1.0.0-beta で、デバッグレベ
ル 45 以上でログ出力している場合にのみ本脆弱性の影響を受けます。
0.9.1 およびそれ以前のバージョンや、デバッグレベル 44 以下でログ出力し
ている場合には本脆弱性の影響は受けません。
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CVSS v2 による深刻度 基本値: 7.1 (危険) [NVD値]
- 攻撃元区分: ネットワーク
- 攻撃条件の複雑さ: 中
- 攻撃前の認証要否: 不要
- 機密性への影響(C): なし
- 完全性への影響(I): なし
- 可用性への影響(A): 全面的
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ISC, Inc.
- ISC Kea 0.9.2
- ISC Kea 1.0.0-beta
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攻撃者が、細工した不正なパケットを送信することで、IPv4 および IPv6 の DHCP サービスを提供している ISC Kea DHCP サーバを停止させることが可能です。
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[アップデートする]
開発者が提供する情報をもとに、最新版へアップデートしてください。
開発者は、本脆弱性の対策版として Kea 0.9.2-P1 および Kea 1.0.0-beta2 をリリースしています。
[ワークアラウンドを実施する]
次のワークアラウンドを実施することで、本脆弱性の影響を回避することが可能です。
・ デバッグログ出力を無効にする
・ デバッグログ出力を、DHCPv4 ではレベル 39 以下、DHCPv6 ではレベル
44 以下に設定する
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ISC, Inc.
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- 不適切な入力確認(CWE-20) [NVD評価]
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- CVE-2015-8373
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- JVN : JVNVU#98704210
- National Vulnerability Database (NVD) : CVE-2015-8373
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