【活用ガイド】

JVNDB-2015-006503

EMC RSA SecurID Web Agent におけるプライバシースクリーンの保護メカニズムを回避される脆弱性

概要

EMC RSA SecurID Web Agent には、プライバシースクリーンの保護メカニズムを回避される脆弱性が存在します。

補足情報 : CWE による脆弱性タイプは、CWE-284: Improper Access Control (不適切なアクセス制御) と識別されています。
http://cwe.mitre.org/data/definitions/284.html
CVSS による深刻度 (CVSS とは?)

CVSS v2 による深刻度
基本値: 7.2 (危険) [NVD値]
  • 攻撃元区分: ローカル
  • 攻撃条件の複雑さ: 低
  • 攻撃前の認証要否: 不要
  • 機密性への影響(C): 全面的
  • 完全性への影響(I): 全面的
  • 可用性への影響(A): 全面的
影響を受けるシステム


RSAセキュリティ
  • RSA SecurID Authentication Agent for Web 8.0 未満

想定される影響

物理的に端末の操作が可能な攻撃者により、無人のワークステーションを介して、DOM Inspector を実行されることで、プライバシースクリーンの保護メカニズムを回避される可能性があります。
対策

ベンダ情報および参考情報を参照して適切な対策を実施してください。
ベンダ情報

RSAセキュリティ
CWEによる脆弱性タイプ一覧  CWEとは?

  1. その他(CWE-Other) [NVD評価]
共通脆弱性識別子(CVE)  CVEとは?

  1. CVE-2015-6851
参考情報

  1. National Vulnerability Database (NVD) : CVE-2015-6851
  2. 関連文書 : ESA-2015-177: RSA SecurID(r) Web Agent Authentication Bypass Vulnerability
更新履歴

  • [2015年12月24日]
      掲載