【活用ガイド】

JVNDB-2015-006492

IBM WebSphere Portal におけるサービス運用妨害 (DoS) の脆弱性

概要

IBM WebSphere Portal には、サービス運用妨害 (メモリ消費) 状態にされる脆弱性が存在します。
CVSS による深刻度 (CVSS とは?)

CVSS v3 による深刻度
基本値: 4.3 (警告) [NVD値]
  • 攻撃元区分: ネットワーク
  • 攻撃条件の複雑さ: 低
  • 攻撃に必要な特権レベル: 低
  • 利用者の関与: 不要
  • 影響の想定範囲: 変更なし
  • 機密性への影響(C): なし
  • 完全性への影響(I): なし
  • 可用性への影響(A): 低
CVSS v2 による深刻度
基本値: 6.8 (警告) [NVD値]
  • 攻撃元区分: ネットワーク
  • 攻撃条件の複雑さ: 低
  • 攻撃前の認証要否: 単一
  • 機密性への影響(C): なし
  • 完全性への影響(I): なし
  • 可用性への影響(A): 全面的
影響を受けるシステム


IBM
  • IBM WebSphere Portal 6.1.0.6 CF27 までの 6.1.0
  • IBM WebSphere Portal 6.1.5.3 CF27 までの 6.1.5
  • IBM WebSphere Portal 7.0.0.2 CF29 までの 7.0.0
  • IBM WebSphere Portal 8.0.0.1 CF19 未満の 8.0.0
  • IBM WebSphere Portal 8.5.0 CF08 未満の 8.5.0

想定される影響

リモート認証されたユーザにより、巧妙に細工されたドキュメントを介して、サービス運用妨害 (メモリ消費) 状態にされる可能性があります。
対策

ベンダより正式な対策が公開されています。ベンダ情報を参照して適切な対策を実施してください。
ベンダ情報

IBM
CWEによる脆弱性タイプ一覧  CWEとは?

  1. リソース管理の問題(CWE-399) [NVD評価]
共通脆弱性識別子(CVE)  CVEとは?

  1. CVE-2015-5001
参考情報

  1. National Vulnerability Database (NVD) : CVE-2015-5001
更新履歴

  • [2015年12月22日]
      掲載