【活用ガイド】

JVNDB-2015-006453

Kaspersky Total Security における DEP および ASLR 保護メカニズムを回避される脆弱性

概要

Kaspersky Total Security は、ユーザモードプロセスを保護する場合、予測可能なアドレスに Read、Write、Execute (RWX) のパーミッションでメモリ割り当てを行うため、DEP および ASLR 保護メカニズムを回避される脆弱性が存在します。
CVSS による深刻度 (CVSS とは?)

CVSS v2 による深刻度
基本値: 6.4 (警告) [NVD値]
  • 攻撃元区分: ネットワーク
  • 攻撃条件の複雑さ: 低
  • 攻撃前の認証要否: 不要
  • 機密性への影響(C): 部分的
  • 完全性への影響(I): 部分的
  • 可用性への影響(A): なし
情報不足のため、「攻撃条件の複雑さ」のスコアは、"低" に設定されています。
影響を受けるシステム


カスペルスキー
  • Kaspersky Total Security 2015 15.0.2.361

想定される影響

攻撃者により、DEP および ASLR 保護メカニズムを回避される可能性があります。
対策

ベンダ情報および参考情報を参照して適切な対策を実施してください。
ベンダ情報

カスペルスキー
CWEによる脆弱性タイプ一覧  CWEとは?

  1. 認可・権限・アクセス制御(CWE-264) [NVD評価]
共通脆弱性識別子(CVE)  CVEとは?

  1. CVE-2015-8579
参考情報

  1. National Vulnerability Database (NVD) : CVE-2015-8579
  2. 関連文書 : You’re so predictable: the AV vulnerability that bypasses mitigations
  3. 関連文書 : Sedating the Watchdog: Abusing Security Products to Bypass Mitigations
更新履歴

  • [2015年12月18日]
      掲載

公表日2015/12/08
登録日2015/12/18
最終更新日2015/12/18