【活用ガイド】

JVNDB-2015-006445

複数の Cisco Small Business SPA 電話機の TFTP の実装におけるトロイの木馬のイメージをロードされる脆弱性

概要

Cisco Small Business SPA30x、SPA50x、SPA51x 電話機の TFTP の実装は、ファームウェアイメージファイルの完全性を適切に検証しないため、トロイの木馬のイメージをロードされる脆弱性が存在します。

ベンダは、本脆弱性を Bug ID CSCut67400 として公開しています。
CVSS による深刻度 (CVSS とは?)

CVSS v2 による深刻度
基本値: 7.2 (危険) [NVD値]
  • 攻撃元区分: ローカル
  • 攻撃条件の複雑さ: 低
  • 攻撃前の認証要否: 不要
  • 機密性への影響(C): 全面的
  • 完全性への影響(I): 全面的
  • 可用性への影響(A): 全面的
影響を受けるシステム


シスコシステムズ
  • Cisco Small Business SPA300 シリーズ IP Phone ファームウェア 7.5.7
  • Cisco Small Business SPA500 シリーズ IP Phone ファームウェア 7.5.7

想定される影響

ローカルユーザにより、シェルのアクセスを利用されることで、トロイの木馬のイメージをロードされる可能性があります。
対策

ベンダより正式な対策が公開されています。ベンダ情報を参照して適切な対策を実施してください。
ベンダ情報

シスコシステムズ
CWEによる脆弱性タイプ一覧  CWEとは?

  1. 不適切な入力確認(CWE-20) [NVD評価]
共通脆弱性識別子(CVE)  CVEとは?

  1. CVE-2015-6403
参考情報

  1. National Vulnerability Database (NVD) : CVE-2015-6403
更新履歴

  • [2015年12月18日]
      掲載