【活用ガイド】

JVNDB-2015-006429

Autodesk Design Review におけるバッファオーバーフローの脆弱性

概要

Autodesk Design Review (ADR) には、バッファオーバーフローの脆弱性が存在します。
CVSS による深刻度 (CVSS とは?)

CVSS v2 による深刻度
基本値: 6.8 (警告) [NVD値]
  • 攻撃元区分: ネットワーク
  • 攻撃条件の複雑さ: 中
  • 攻撃前の認証要否: 不要
  • 機密性への影響(C): 部分的
  • 完全性への影響(I): 部分的
  • 可用性への影響(A): 部分的
影響を受けるシステム


オートデスク株式会社
  • Autodesk Design Review 2013 Hotfix 2 未満

想定される影響

第三者により、巧妙に細工された以下の項目を介して、任意のコードを実行される可能性があります。

(1) BMP ファイルの RLE データ
(2) FLI ファイルの RLE データ
(3) PCX ファイルのエンコードされたスキャンライン
(4) GIF ファイルの DataSubBlock
(5) GIF ファイルの GlobalColorTable
対策

ベンダより正式な対策が公開されています。ベンダ情報を参照して適切な対策を実施してください。
ベンダ情報

オートデスク株式会社
CWEによる脆弱性タイプ一覧  CWEとは?

  1. バッファエラー(CWE-119) [NVD評価]
共通脆弱性識別子(CVE)  CVEとは?

  1. CVE-2015-8572
参考情報

  1. National Vulnerability Database (NVD) : CVE-2015-8572
  2. 関連文書 : ZDI-15-615
  3. 関連文書 : ZDI-15-616
  4. 関連文書 : ZDI-15-618
  5. 関連文書 : ZDI-15-619
  6. 関連文書 : ZDI-15-620
更新履歴

  • [2015年12月17日]
      掲載

公表日2015/10/28
登録日2015/12/17
最終更新日2015/12/17