【活用ガイド】

JVNDB-2015-006382

Google Chrome で使用される Google V8 におけるサービス運用妨害 (DoS) の脆弱性

概要

Google Chrome で使用される Google V8 には、サービス運用妨害 (DoS) 状態にされるなど、不特定の影響を受ける脆弱性が存在します。

本脆弱性は、CVE-2015-8478 とは異なる脆弱性です。
CVSS による深刻度 (CVSS とは?)

CVSS v2 による深刻度
基本値: 10.0 (危険) [NVD値]
  • 攻撃元区分: ネットワーク
  • 攻撃条件の複雑さ: 低
  • 攻撃前の認証要否: 不要
  • 機密性への影響(C): 全面的
  • 完全性への影響(I): 全面的
  • 可用性への影響(A): 全面的
情報不足のため、「攻撃条件の複雑さ」のスコアは、"低" に設定されています。
影響を受けるシステム


Google
  • Google Chrome 47.0.2526.80 未満
  • V8 JavaScript Engine 4.7.80.23 未満

想定される影響

攻撃者により、サービス運用妨害 (DoS) 状態にされるなど、不特定の影響を受ける可能性があります。
対策

ベンダより正式な対策が公開されています。ベンダ情報を参照して適切な対策を実施してください。
ベンダ情報

Google
CWEによる脆弱性タイプ一覧  CWEとは?

  1. 情報不足(CWE-noinfo) [NVD評価]
共通脆弱性識別子(CVE)  CVEとは?

  1. CVE-2015-8548
参考情報

  1. National Vulnerability Database (NVD) : CVE-2015-8548
更新履歴

  • [2015年12月15日]
      掲載