【活用ガイド】

JVNDB-2015-006365

Apple OS X のシステム整合性保護における特権付きコンテキスト内で任意のコードを実行される脆弱性

概要

Apple OS X のシステム整合性保護は、union mount を誤って処理するため、特権付きコンテキスト内で任意のコードを実行される脆弱性が存在します。

補足情報 : CWE による脆弱性タイプは、CWE-254: Security Features (セキュリティ機能) と識別されています。
http://cwe.mitre.org/data/definitions/254.html
CVSS による深刻度 (CVSS とは?)

CVSS v2 による深刻度
基本値: 7.6 (危険) [NVD値]
  • 攻撃元区分: ネットワーク
  • 攻撃条件の複雑さ: 高
  • 攻撃前の認証要否: 不要
  • 機密性への影響(C): 全面的
  • 完全性への影響(I): 全面的
  • 可用性への影響(A): 全面的
影響を受けるシステム


アップル
  • Apple Mac OS X 10.11
  • Apple Mac OS X 10.11.1

想定される影響

攻撃者により、root 権限を持つ巧妙に細工されたアプリケーションを介して、特権付きコンテキスト内で任意のコードを実行される可能性があります。
対策

ベンダより正式な対策が公開されています。ベンダ情報を参照して適切な対策を実施してください。
ベンダ情報

アップル
CWEによる脆弱性タイプ一覧  CWEとは?

  1. その他(CWE-Other) [NVD評価]
共通脆弱性識別子(CVE)  CVEとは?

  1. CVE-2015-7044
参考情報

  1. JVN : JVNVU#97526033
  2. National Vulnerability Database (NVD) : CVE-2015-7044
更新履歴

  • [2015年12月15日]
      掲載