【活用ガイド】

JVNDB-2015-006137

PuTTY のターミナルエミュレータにおける整数オーバーフローの脆弱性

概要

PuTTY のターミナルエミュレータには、整数オーバーフローの脆弱性が存在します。
CVSS による深刻度 (CVSS とは?)

CVSS v2 による深刻度
基本値: 4.3 (警告) [NVD値]
  • 攻撃元区分: ネットワーク
  • 攻撃条件の複雑さ: 中
  • 攻撃前の認証要否: 不要
  • 機密性への影響(C): なし
  • 完全性への影響(I): なし
  • 可用性への影響(A): 部分的
影響を受けるシステム


Novell
  • Leap 42.1
  • openSUSE 13.2
  • openSUSE 13.1
Simon Tatham
  • PuTTY 0.66 未満

想定される影響

第三者により、過度に大きなパラメータ値を持つ ECH (消去文字) エスケープシーケンスを介して、バッファアンダーフローを誘発されることで、サービス運用妨害 (メモリ破損) 状態にされる、または任意のコードを実行される可能性があります。
対策

ベンダより正式な対策が公開されています。ベンダ情報を参照して適切な対策を実施してください。
ベンダ情報

Novell Simon Tatham
CWEによる脆弱性タイプ一覧  CWEとは?

  1. 数値処理の問題(CWE-189) [NVD評価]
共通脆弱性識別子(CVE)  CVEとは?

  1. CVE-2015-5309
参考情報

  1. National Vulnerability Database (NVD) : CVE-2015-5309
更新履歴

  • [2015年12月09日]
      掲載