【活用ガイド】

JVNDB-2015-006127

LXCFS における権限を取得される脆弱性

概要

LXCFS は、ディレクトリのエスケープを適切に実行しないため、権限を取得される脆弱性が存在します。
CVSS による深刻度 (CVSS とは?)

CVSS v2 による深刻度
基本値: 4.6 (警告) [NVD値]
  • 攻撃元区分: ローカル
  • 攻撃条件の複雑さ: 低
  • 攻撃前の認証要否: 不要
  • 機密性への影響(C): 部分的
  • 完全性への影響(I): 部分的
  • 可用性への影響(A): 部分的
影響を受けるシステム


Canonical
  • LXCFS 0.12 未満
  • Ubuntu 15.10
  • Ubuntu 15.04

想定される影響

ローカルユーザにより、cgroup を (1) クエリまたは (2) アップデートされることで、権限を取得される可能性があります。
対策

ベンダより正式な対策が公開されています。ベンダ情報を参照して適切な対策を実施してください。
ベンダ情報

Canonical Linux Containers
CWEによる脆弱性タイプ一覧  CWEとは?

  1. 認可・権限・アクセス制御(CWE-264) [NVD評価]
共通脆弱性識別子(CVE)  CVEとは?

  1. CVE-2015-1342
参考情報

  1. National Vulnerability Database (NVD) : CVE-2015-1342
更新履歴

  • [2015年12月09日]
      掲載