【活用ガイド】

JVNDB-2015-006057

Cisco Web セキュリティ アプライアンスデバイスのソフトウェア上で稼動するパススルー FTP 機能におけるサービス運用妨害 (DoS) の脆弱性

概要

Cisco Web セキュリティ アプライアンス (WSA) デバイスのソフトウェア上で稼動するパススルー FTP 機能には、サービス運用妨害 (CPU 資源の消費) 状態にされる脆弱性が存在します。

ベンダは、本脆弱性を Bug ID CSCut94150 として公開しています。
CVSS による深刻度 (CVSS とは?)

CVSS v2 による深刻度
基本値: 5.0 (警告) [NVD値]
  • 攻撃元区分: ネットワーク
  • 攻撃条件の複雑さ: 低
  • 攻撃前の認証要否: 不要
  • 機密性への影響(C): なし
  • 完全性への影響(I): なし
  • 可用性への影響(A): 部分的
影響を受けるシステム


シスコシステムズ
  • Cisco Web セキュリティ アプライアンス 8.0.7-142
  • Cisco Web セキュリティ アプライアンス 8.5.1-021

想定される影響

第三者により、データ転送後に制御接続が終了される FTP セッションを介して、サービス運用妨害 (CPU 資源の消費) 状態にされる可能性があります。
対策

ベンダより正式な対策が公開されています。ベンダ情報を参照して適切な対策を実施してください。
ベンダ情報

シスコシステムズ
CWEによる脆弱性タイプ一覧  CWEとは?

  1. リソース管理の問題(CWE-399) [NVD評価]
共通脆弱性識別子(CVE)  CVEとは?

  1. CVE-2015-6386
参考情報

  1. National Vulnerability Database (NVD) : CVE-2015-6386
更新履歴

  • [2015年12月02日]
      掲載