【活用ガイド】

JVNDB-2015-006025

SAP Plant Connectivity の PCo エージェントにおけるサービス運用妨害 (DoS) の脆弱性

概要

SAP Plant Connectivity (PCo) の PCo エージェントには、サービス運用妨害 (メモリ破損およびエージェントクラッシュ) 状態にされる脆弱性が存在します。

ベンダは、本脆弱性を SAP Security Note 2238619 として公開しています。
CVSS による深刻度 (CVSS とは?)

CVSS v2 による深刻度
基本値: 7.8 (危険) [NVD値]
  • 攻撃元区分: ネットワーク
  • 攻撃条件の複雑さ: 低
  • 攻撃前の認証要否: 不要
  • 機密性への影響(C): なし
  • 完全性への影響(I): なし
  • 可用性への影響(A): 全面的
情報不足のため、「攻撃条件の複雑さ」のスコアは、"低" に設定されています。
影響を受けるシステム


SAP
  • SAP Plant Connectivity

想定される影響

第三者により、巧妙に細工された xMII リクエストを介して、サービス運用妨害 (メモリ破損およびエージェントクラッシュ) 状態にされる可能性があります。
対策

ベンダより正式な対策が公開されています。ベンダ情報を参照して適切な対策を実施してください。
ベンダ情報

SAP
CWEによる脆弱性タイプ一覧  CWEとは?

  1. バッファエラー(CWE-119) [NVD評価]
共通脆弱性識別子(CVE)  CVEとは?

  1. CVE-2015-8330
参考情報

  1. National Vulnerability Database (NVD) : CVE-2015-8330
  2. 関連文書 : [ERPSCAN-15-032] SAP PCo agent - DoS vulnerability
  3. 関連文書 : Analyzing SAP Security Notes November 2015
更新履歴

  • [2015年11月26日]
      掲載

公表日2015/11/10
登録日2015/11/26
最終更新日2015/11/26