【活用ガイド】

JVNDB-2015-006023

Windows 上で稼動する NVIDIA GPU グラフィックスドライバの NVAPI サポートレイヤにおける重要な情報を取得される脆弱性

概要

Windows 上で稼動する NVIDIA GPU グラフィックスドライバの NVAPI サポートレイヤには、重要な情報を取得される、サービス運用妨害 (クラッシュ) 状態にされる、または権限を取得される脆弱性が存在します。

本脆弱性は、脆弱性のタイプおよび影響を受けるバージョンが異なるため、CVE-2015-7869 から分割されました。
CVSS による深刻度 (CVSS とは?)

CVSS v2 による深刻度
基本値: 6.6 (警告) [NVD値]
  • 攻撃元区分: ローカル
  • 攻撃条件の複雑さ: 中
  • 攻撃前の認証要否: 不要
  • 機密性への影響(C): 全面的
  • 完全性への影響(I): 部分的
  • 可用性への影響(A): 全面的
影響を受けるシステム


NVIDIA
  • NVIDIA GPU ディスプレイドライバ R340 341.92 未満 (Windows)
  • NVIDIA GPU ディスプレイドライバ R352 354.35 未満 (Windows)
  • NVIDIA GPU ディスプレイドライバ R358 358.87 未満 (Windows)

想定される影響

ローカルユーザにより、重要な情報を取得される、サービス運用妨害 (クラッシュ) 状態にされる、または権限を取得される可能性があります。
対策

ベンダ情報および参考情報を参照して適切な対策を実施してください。
ベンダ情報

NVIDIA
CWEによる脆弱性タイプ一覧  CWEとは?

  1. バッファエラー(CWE-119) [NVD評価]
共通脆弱性識別子(CVE)  CVEとは?

  1. CVE-2015-8328
参考情報

  1. National Vulnerability Database (NVD) : CVE-2015-8328
更新履歴

  • [2015年11月26日]
      掲載