【活用ガイド】

JVNDB-2015-005997

複数の Huawei ルータのソフトウェアにおけるパケットを他の VPN に送信される脆弱性

概要

Huawei NE20E-S、NE40E-M、NE40E-M2、NE40E および NE80E ルータのソフトウェアには、パケットを他の VPN に送信され、フラッド攻撃を実行される脆弱性が存在します。

Huawei Security Advisory には、この脆弱性は「VPN routing and forwarding (VRF) hopping vulnerability」と記載されています。
CVSS による深刻度 (CVSS とは?)

CVSS v2 による深刻度
基本値: 5.0 (警告) [NVD値]
  • 攻撃元区分: ネットワーク
  • 攻撃条件の複雑さ: 低
  • 攻撃前の認証要否: 不要
  • 機密性への影響(C): なし
  • 完全性への影響(I): なし
  • 可用性への影響(A): 部分的
影響を受けるシステム


Huawei
  • NE ルーターソフトウェア V800R007C00SPC100 未満 (NE40E/NE80E)
  • NE ルーターソフトウェア V800R007C10SPC100 未満 (NE20E-S/NE40E-M/NE40E-M2)
  • NE20E-S
  • NE40E
  • NE40E-M
  • NE40E-M2
  • NE80E

想定される影響

第三者により、巧妙に細工された MPLS 転送パケットを介して、パケットを他の VPN に送信され、フラッド攻撃を実行される可能性があります。
対策

ベンダより正式な対策が公開されています。ベンダ情報を参照して適切な対策を実施してください。
ベンダ情報

Huawei
CWEによる脆弱性タイプ一覧  CWEとは?

  1. リソース管理の問題(CWE-399) [NVD評価]
共通脆弱性識別子(CVE)  CVEとは?

  1. CVE-2015-8087
参考情報

  1. National Vulnerability Database (NVD) : CVE-2015-8087
更新履歴

  • [2015年11月24日]
      掲載