【活用ガイド】

JVNDB-2015-005977

Exemys Telemetry Web Server におけるアクセス制限を回避される脆弱性

概要

Exemys Telemetry Web Server は、クライアントが認証されていないことの指摘を HTTP Location ヘッダに依存するため、アクセス制限を回避される脆弱性が存在します。

補足情報 : CWE による脆弱性タイプは、CWE-284: Improper Access Control (不適切なアクセス制御) と識別されています。
http://cwe.mitre.org/data/definitions/284.html
CVSS による深刻度 (CVSS とは?)

CVSS v2 による深刻度
基本値: 7.8 (危険) [NVD値]
  • 攻撃元区分: ネットワーク
  • 攻撃条件の複雑さ: 低
  • 攻撃前の認証要否: 不要
  • 機密性への影響(C): 全面的
  • 完全性への影響(I): なし
  • 可用性への影響(A): なし
影響を受けるシステム


Exemys
  • Telemetry Web Server

想定される影響

第三者により、HTTP Location ヘッダを無視され、レスポンス本体を処理されることで、アクセス制限を回避される可能性があります。
対策

ベンダ情報および参考情報を参照して適切な対策を実施してください。
ベンダ情報

Exemys
CWEによる脆弱性タイプ一覧  CWEとは?

  1. 情報漏えい(CWE-200) [NVD評価]
  2. その他(CWE-Other) [NVD評価]
共通脆弱性識別子(CVE)  CVEとは?

  1. CVE-2015-7910
参考情報

  1. National Vulnerability Database (NVD) : CVE-2015-7910
  2. ICS-CERT ADVISORY : ICSA-15-321-01
更新履歴

  • [2015年11月20日]
      掲載