【活用ガイド】

JVNDB-2015-005971

Cisco Firepower 9000 デバイス上で稼動する Firepower Extensible Operating System における任意の OS コマンドを root として実行される脆弱性

概要

Cisco Firepower 9000 デバイス上で稼動する Firepower Extensible Operating System の Management I/O (MIO) コンポーネントには、任意の OS コマンドを root として実行される脆弱性が存在します。

ベンダは、本脆弱性を Bug ID CSCux10578 として公開しています。
CVSS による深刻度 (CVSS とは?)

CVSS v2 による深刻度
基本値: 7.2 (危険) [NVD値]
  • 攻撃元区分: ローカル
  • 攻撃条件の複雑さ: 低
  • 攻撃前の認証要否: 不要
  • 機密性への影響(C): 全面的
  • 完全性への影響(I): 全面的
  • 可用性への影響(A): 全面的
影響を受けるシステム


シスコシステムズ
  • Cisco Firepower Extensible Operating System 1.1(1.160)

想定される影響

ローカルユーザにより、巧妙に細工された CLI 入力を介して、任意の OS コマンドを root として実行される可能性があります。
対策

ベンダ情報および参考情報を参照して適切な対策を実施してください。
ベンダ情報

シスコシステムズ
CWEによる脆弱性タイプ一覧  CWEとは?

  1. OSコマンドインジェクション(CWE-78) [NVD評価]
共通脆弱性識別子(CVE)  CVEとは?

  1. CVE-2015-6370
参考情報

  1. National Vulnerability Database (NVD) : CVE-2015-6370
更新履歴

  • [2015年11月20日]
      掲載