【活用ガイド】

JVNDB-2015-005952

Ipsilon の Identity Provider サーバの providers/saml2/admin.py におけるサービス運用妨害 (DoS) の脆弱性

概要

Ipsilon の Identity Provider (IdP) サーバの providers/saml2/admin.py は、パーミッションを適切にチェックしないため、サービス運用妨害 (DoS) 状態にされる脆弱性が存在します。
CVSS による深刻度 (CVSS とは?)

CVSS v2 による深刻度
基本値: 5.5 (警告) [NVD値]
  • 攻撃元区分: ネットワーク
  • 攻撃条件の複雑さ: 低
  • 攻撃前の認証要否: 単一
  • 機密性への影響(C): なし
  • 完全性への影響(I): 部分的
  • 可用性への影響(A): 部分的
影響を受けるシステム


Ipsilon project
  • Ipsilon 0.1.0 以上 1.0.2 未満
  • Ipsilon 1.1.1 未満の 1.1.x

想定される影響

リモート認証されたユーザにより、SAML2 サービスプロバイダ (SP) を削除されることで、サービス運用妨害 (DoS) 状態にされる可能性があります。
対策

ベンダより正式な対策が公開されています。ベンダ情報を参照して適切な対策を実施してください。
ベンダ情報

Ipsilon project レッドハット
CWEによる脆弱性タイプ一覧  CWEとは?

  1. 認可・権限・アクセス制御(CWE-264) [NVD評価]
共通脆弱性識別子(CVE)  CVEとは?

  1. CVE-2015-5301
参考情報

  1. National Vulnerability Database (NVD) : CVE-2015-5301
更新履歴

  • [2015年11月19日]
      掲載

公表日2015/10/14
登録日2015/11/19
最終更新日2015/11/19