【活用ガイド】

JVNDB-2015-005906

SAP HANA DB の SQL インターフェースにおける任意のコードを実行される脆弱性

概要

SAP HANA DB の SQL インターフェースには、任意のコードを実行される脆弱性が存在します。

ベンダは、本脆弱性を SAP Security Note 2197428 として公開しています。
CVSS による深刻度 (CVSS とは?)

CVSS v2 による深刻度
基本値: 7.5 (危険) [NVD値]
  • 攻撃元区分: ネットワーク
  • 攻撃条件の複雑さ: 低
  • 攻撃前の認証要否: 不要
  • 機密性への影響(C): 部分的
  • 完全性への影響(I): 部分的
  • 可用性への影響(A): 部分的
情報不足のため、「攻撃条件の複雑さ」のスコアは、"低" に設定されています。
影響を受けるシステム


SAP
  • SAP HANA DB 1.00.73.00.389160 (NewDB100_REL)

想定される影響

第三者により、"SQL ログイン" に関する不特定の要因を介して、任意のコードを実行される可能性があります。
対策

ベンダより正式な対策が公開されています。ベンダ情報を参照して適切な対策を実施してください。
ベンダ情報

SAP
CWEによる脆弱性タイプ一覧  CWEとは?

  1. 不適切な入力確認(CWE-20) [NVD評価]
共通脆弱性識別子(CVE)  CVEとは?

  1. CVE-2015-7994
参考情報

  1. National Vulnerability Database (NVD) : CVE-2015-7994
  2. 関連文書 : SAP HANA SQL Login Remote Code Execution
  3. 関連文書 : Analyzing SAP Security Notes October 2015
更新履歴

  • [2015年11月16日]
      掲載

公表日2015/10/13
登録日2015/11/16
最終更新日2015/11/16