【活用ガイド】

JVNDB-2015-005903

SAP HANA DB の Web Dispatcher サービスにおける Web ディスパッチャおよびセキュリティトレースファイルを読まれる脆弱性

概要

SAP HANA DB の Web Dispatcher サービスには、Web ディスパッチャおよびセキュリティトレースファイルを読まれ、パスワードを取得される脆弱性が存在します。

ベンダは、本脆弱性を SAP Security Note 2148854 として公開しています。
CVSS による深刻度 (CVSS とは?)

CVSS v2 による深刻度
基本値: 5.0 (警告) [NVD値]
  • 攻撃元区分: ネットワーク
  • 攻撃条件の複雑さ: 低
  • 攻撃前の認証要否: 不要
  • 機密性への影響(C): 部分的
  • 完全性への影響(I): なし
  • 可用性への影響(A): なし
情報不足のため、「攻撃条件の複雑さ」のスコアは、"低" に設定されています。
影響を受けるシステム


SAP
  • SAP HANA DB 1.00.73.00.389160 (NewDB100_REL)

想定される影響

第三者により、Web ディスパッチャおよびセキュリティトレースファイルを読まれ、パスワードを取得される可能性があります。
対策

ベンダ情報および参考情報を参照して適切な対策を実施してください。
ベンダ情報

SAP
CWEによる脆弱性タイプ一覧  CWEとは?

  1. 情報漏えい(CWE-200) [NVD評価]
共通脆弱性識別子(CVE)  CVEとは?

  1. CVE-2015-7991
参考情報

  1. National Vulnerability Database (NVD) : CVE-2015-7991
  2. 関連文書 : SAP HANA Remote Trace Disclosure
更新履歴

  • [2015年11月16日]
      掲載

公表日2015/07/14
登録日2015/11/16
最終更新日2015/11/16