【活用ガイド】

JVNDB-2015-005812

複数の Advantech EKI デバイスのファームウェアにおけるアクセス権を取得される脆弱性

概要

Advantech EKI-122x-BE、EKI-132x、および EKI-136x デバイスのファームウェアは、ハードコードされた SSH 鍵を持つため、アクセス権を取得される脆弱性が存在します。

補足情報 : CWE による脆弱性タイプは、CWE-798: Use of Hard-coded Credentials (ハードコードされた認証情報の使用) と識別されています。
http://cwe.mitre.org/data/definitions/798.html
CVSS による深刻度 (CVSS とは?)

CVSS v2 による深刻度
基本値: 10.0 (危険) [NVD値]
  • 攻撃元区分: ネットワーク
  • 攻撃条件の複雑さ: 低
  • 攻撃前の認証要否: 不要
  • 機密性への影響(C): 全面的
  • 完全性への影響(I): 全面的
  • 可用性への影響(A): 全面的
影響を受けるシステム


アドバンテック株式会社
  • EKI-122x シリーズファームウェア 1.65 未満
  • EKI-1321 シリーズファームウェア 1.98 未満
  • EKI-1322 シリーズファームウェア 1.98 未満
  • EKI-1361 シリーズファームウェア 1.27 未満
  • EKI-1362 シリーズファームウェア 1.27 未満
  • EKI-1221
  • EKI-1221D
  • EKI-1222
  • EKI-1222D
  • EKI-1224
  • EKI-1321
  • EKI-1322
  • EKI-1361
  • EKI-1362

本脆弱性の影響を受けるシステムの詳細については、参考情報 ICSA-15-309-01 をご確認ください。
想定される影響

第三者により、SSH セッションを介して、アクセス権を取得される可能性があります。
対策

ベンダ情報および参考情報を参照して適切な対策を実施してください。
ベンダ情報

アドバンテック株式会社
CWEによる脆弱性タイプ一覧  CWEとは?

  1. その他(CWE-Other) [NVD評価]
共通脆弱性識別子(CVE)  CVEとは?

  1. CVE-2015-6476
参考情報

  1. National Vulnerability Database (NVD) : CVE-2015-6476
  2. ICS-CERT ADVISORY : ICSA-15-309-01
更新履歴

  • [2015年11月10日]
      掲載