【活用ガイド】

JVNDB-2015-005775

Info-ZIP UnZip におけるサービス運用妨害 (DoS) の脆弱性

概要

Info-ZIP UnZip には、サービス運用妨害 (無限ループ) 状態にされる脆弱性が存在します。
CVSS による深刻度 (CVSS とは?)

CVSS v2 による深刻度
基本値: 4.3 (警告) [NVD値]
  • 攻撃元区分: ネットワーク
  • 攻撃条件の複雑さ: 中
  • 攻撃前の認証要否: 不要
  • 機密性への影響(C): なし
  • 完全性への影響(I): なし
  • 可用性への影響(A): 部分的
影響を受けるシステム


Canonical
  • Ubuntu 15.10
  • Ubuntu 15.04
  • Ubuntu 14.04 LTS
  • Ubuntu 12.04 LTS
Debian
  • Debian GNU/Linux 7.0
  • Debian GNU/Linux 8.0
Info-ZIP
  • UnZip 6.0

想定される影響

第三者により、ZIP アーカイブの空の bzip2 データを介して、サービス運用妨害 (無限ループ) 状態にされる可能性があります。
対策

ベンダより正式な対策が公開されています。ベンダ情報を参照して適切な対策を実施してください。
ベンダ情報

Canonical Debian Info-ZIP
CWEによる脆弱性タイプ一覧  CWEとは?

  1. リソース管理の問題(CWE-399) [NVD評価]
共通脆弱性識別子(CVE)  CVEとは?

  1. CVE-2015-7697
参考情報

  1. National Vulnerability Database (NVD) : CVE-2015-7697
更新履歴

  • [2015年11月10日]
      掲載