【活用ガイド】

JVNDB-2015-005767

Cisco Web セキュリティ アプライアンスデバイス上で稼動する AsyncOS におけるサービス運用妨害 (DoS) の脆弱性

概要

Cisco Web セキュリティ アプライアンス (WSA) デバイス上で稼動する AsyncOS には、サービス運用妨害 (メモリ消費) 状態にされる脆弱性が存在します。

ベンダは、本脆弱性を Bug ID CSCur39155 として公開しています。
CVSS による深刻度 (CVSS とは?)

CVSS v2 による深刻度
基本値: 7.8 (危険) [NVD値]
  • 攻撃元区分: ネットワーク
  • 攻撃条件の複雑さ: 低
  • 攻撃前の認証要否: 不要
  • 機密性への影響(C): なし
  • 完全性への影響(I): なし
  • 可用性への影響(A): 全面的
影響を受けるシステム


シスコシステムズ
  • Cisco AsyncOS 8.0.8-113 未満の 8.x
  • Cisco AsyncOS 8.1.x
  • Cisco AsyncOS 8.5.3-051 未満の 8.5.x
  • Cisco AsyncOS 8.6.x
  • Cisco AsyncOS 8.7.0-171-LD 未満の 8.7.x
  • Cisco AsyncOS 8.8.0-085 未満の 8.8.x
  • Cisco Web セキュリティ アプライアンス

本脆弱性の影響を受けるソフトウェアバージョンの詳細については、ベンダ情報 cisco-sa-20151104-wsa2 をご確認ください。
想定される影響

第三者により、複数の file-range リクエストを介して、サービス運用妨害 (メモリ消費) 状態にされる可能性があります。
対策

ベンダより正式な対策が公開されています。ベンダ情報を参照して適切な対策を実施してください。
ベンダ情報

シスコシステムズ
CWEによる脆弱性タイプ一覧  CWEとは?

  1. リソース管理の問題(CWE-399) [NVD評価]
共通脆弱性識別子(CVE)  CVEとは?

  1. CVE-2015-6293
参考情報

  1. National Vulnerability Database (NVD) : CVE-2015-6293
更新履歴

  • [2015年11月09日]
      掲載