【活用ガイド】

JVNDB-2015-005765

Cisco E メール セキュリティ アプライアンスデバイス上で稼動する AsyncOS におけるサービス運用妨害 (DoS) の脆弱性

概要

Cisco E メール セキュリティ アプライアンス (ESA) デバイス上で稼動する AsyncOS は、body-contains、attachment-contains、every-attachment-contains、attachment-binary-contains、dictionary-match、および attachment-dictionary-match のフィルタリング中に不正な形式のフィールドを誤って処理するため、サービス運用妨害 (メモリ消費) 状態にされる脆弱性が存在します。

ベンダは、本脆弱性を Bug ID CSCuv47151 として公開しています。
CVSS による深刻度 (CVSS とは?)

CVSS v2 による深刻度
基本値: 7.8 (危険) [NVD値]
  • 攻撃元区分: ネットワーク
  • 攻撃条件の複雑さ: 低
  • 攻撃前の認証要否: 不要
  • 機密性への影響(C): なし
  • 完全性への影響(I): なし
  • 可用性への影響(A): 全面的
影響を受けるシステム


シスコシステムズ
  • Cisco AsyncOS 8.5.7-043 未満
  • Cisco AsyncOS 9.1.1-023 未満の 9.x
  • Cisco AsyncOS 9.5.x
  • Cisco AsyncOS 9.6.0-046 未満の 9.6.x
  • Cisco E メール セキュリティ アプライアンス

本脆弱性の影響を受けるソフトウェアバージョンの詳細については、ベンダ情報 cisco-sa-20151104-esa2 をご確認ください。
想定される影響

第三者により、電子メールメッセージ内の巧妙に細工された添付ファイルを介して、サービス運用妨害 (メモリ消費) 状態にされる可能性があります。
対策

ベンダより正式な対策が公開されています。ベンダ情報を参照して適切な対策を実施してください。
ベンダ情報

シスコシステムズ
CWEによる脆弱性タイプ一覧  CWEとは?

  1. 不適切な入力確認(CWE-20) [NVD評価]
共通脆弱性識別子(CVE)  CVEとは?

  1. CVE-2015-6291
参考情報

  1. National Vulnerability Database (NVD) : CVE-2015-6291
更新履歴

  • [2015年11月09日]
      掲載