【活用ガイド】

JVNDB-2015-005735

MiniUPnP クライアントの igd_desc_parse.c の IGDstartelt 関数におけるバッファオーバーフローの脆弱性

概要

MiniUPnP クライアント (別名 MiniUPnPc) の igd_desc_parse.c の IGDstartelt 関数には、バッファオーバーフローの脆弱性が存在します。
CVSS による深刻度 (CVSS とは?)

CVSS v2 による深刻度
基本値: 6.8 (警告) [NVD値]
  • 攻撃元区分: ネットワーク
  • 攻撃条件の複雑さ: 中
  • 攻撃前の認証要否: 不要
  • 機密性への影響(C): 部分的
  • 完全性への影響(I): 部分的
  • 可用性への影響(A): 部分的
影響を受けるシステム


MiniUPnP Project
  • MiniUPnPc 1.9.20150917 未満

想定される影響

リモートの UPNP サーバより、"過度に大きな (oversized)" XML 要素の名前を介して、サービス運用妨害 (アプリケーションクラッシュ) 状態にされる、および任意のコードを実行される可能性があります。
対策

ベンダより正式な対策が公開されています。ベンダ情報を参照して適切な対策を実施してください。
ベンダ情報

MiniUPnP Project
CWEによる脆弱性タイプ一覧  CWEとは?

  1. バッファエラー(CWE-119) [NVD評価]
共通脆弱性識別子(CVE)  CVEとは?

  1. CVE-2015-6031
参考情報

  1. National Vulnerability Database (NVD) : CVE-2015-6031
更新履歴

  • [2015年11月05日]
      掲載