【活用ガイド】

JVNDB-2015-005731

Linux および AIX 上で稼動する IBM Tivoli Storage Manager の Tivoli Monitoring における権限を取得される脆弱性

概要

Linux および AIX 上で稼動する IBM Tivoli Storage Manager の Tivoli Monitoring の レポートおよびモニターコンポーネントは、不特定のファイルに誰でも書き込み可能な権限を使用するため、権限を取得される脆弱性が存在します。
CVSS による深刻度 (CVSS とは?)

CVSS v2 による深刻度
基本値: 7.2 (危険) [NVD値]
  • 攻撃元区分: ローカル
  • 攻撃条件の複雑さ: 低
  • 攻撃前の認証要否: 不要
  • 機密性への影響(C): 全面的
  • 完全性への影響(I): 全面的
  • 可用性への影響(A): 全面的
影響を受けるシステム


IBM
  • IBM Spectrum Protect (旧 Tivoli Storage Manager) 6.3.6 未満の 6.3
  • IBM Spectrum Protect (旧 Tivoli Storage Manager) 7.1.3 未満の 7.1

想定される影響

ローカルユーザにより、ファイルに書き込まれることで、権限を取得される可能性があります。
対策

ベンダより正式な対策が公開されています。ベンダ情報を参照して適切な対策を実施してください。
ベンダ情報

IBM
CWEによる脆弱性タイプ一覧  CWEとは?

  1. 認可・権限・アクセス制御(CWE-264) [NVD評価]
共通脆弱性識別子(CVE)  CVEとは?

  1. CVE-2015-4927
参考情報

  1. National Vulnerability Database (NVD) : CVE-2015-4927
更新履歴

  • [2015年11月05日]
      掲載