【活用ガイド】

JVNDB-2015-005617

PostgreSQL の JSON 解析におけるスタックベースのバッファオーバーフローの脆弱性

概要

PostgreSQL の JSON 解析には、スタックベースのバッファオーバーフローの脆弱性が存在します。
CVSS による深刻度 (CVSS とは?)

CVSS v2 による深刻度
基本値: 6.4 (警告) [NVD値]
  • 攻撃元区分: ネットワーク
  • 攻撃条件の複雑さ: 低
  • 攻撃前の認証要否: 不要
  • 機密性への影響(C): 部分的
  • 完全性への影響(I): なし
  • 可用性への影響(A): 部分的
情報不足のため、「攻撃条件の複雑さ」のスコアは、"低" に設定されています。
影響を受けるシステム


PostgreSQL.org
  • PostgreSQL 9.4.5 未満の 9.4.x
  • PostgreSQL 9.3.10 未満の 9.3.x

想定される影響

攻撃者により、(1) json、または (2) jsonb 値で適切に処理されない不特定の要素を介して、サービス運用妨害 (サーバクラッシュ) 状態にされる可能性があります。
対策

ベンダより正式な対策が公開されています。ベンダ情報を参照して適切な対策を実施してください。
ベンダ情報

PostgreSQL.org
CWEによる脆弱性タイプ一覧  CWEとは?

  1. バッファエラー(CWE-119) [NVD評価]
共通脆弱性識別子(CVE)  CVEとは?

  1. CVE-2015-5289
参考情報

  1. National Vulnerability Database (NVD) : CVE-2015-5289
更新履歴

  • [2015年10月29日]
      掲載