【活用ガイド】

JVNDB-2015-005603

VMware 用 Cisco FireSIGHT Management Center のポリシーの実装におけるポリシーの制限を回避される脆弱性

概要

VMware 用 Cisco FireSIGHT Management Center のポリシーの実装には、ポリシーの制限を回避され、root として Linux コマンドを実行される脆弱性が存在します。

ベンダは、本脆弱性を Bug ID CSCuw12839 として公開しています。
CVSS による深刻度 (CVSS とは?)

CVSS v2 による深刻度
基本値: 9.0 (危険) [NVD値]
  • 攻撃元区分: ネットワーク
  • 攻撃条件の複雑さ: 低
  • 攻撃前の認証要否: 単一
  • 機密性への影響(C): 全面的
  • 完全性への影響(I): 全面的
  • 可用性への影響(A): 全面的
影響を受けるシステム

仮想アプライアンス (VMware) 用の Cisco FireSIGHT Management Center ソフトウェアの下記バージョンが、本脆弱性の影響を受けます。

シスコシステムズ
  • Cisco FireSIGHT システム ソフトウェア 5.3.1.7
  • Cisco FireSIGHT システム ソフトウェア 5.4.0.4
  • Cisco FireSIGHT システム ソフトウェア 6.0.0

想定される影響

リモート認証された管理者により、ポリシーの制限を回避され、root として Linux コマンドを実行される可能性があります。
対策

ベンダより正式な対策が公開されています。ベンダ情報を参照して適切な対策を実施してください。
ベンダ情報

シスコシステムズ
CWEによる脆弱性タイプ一覧  CWEとは?

  1. 認可・権限・アクセス制御(CWE-264) [NVD評価]
共通脆弱性識別子(CVE)  CVEとは?

  1. CVE-2015-6335
参考情報

  1. National Vulnerability Database (NVD) : CVE-2015-6335
更新履歴

  • [2015年10月28日]
      掲載