【活用ガイド】

JVNDB-2015-005596

IniNet SCADA Web Server におけるファイルに書き込まれる脆弱性

概要

IniNet SCADA Web Server は、URL エンコーディングを誤って処理するため、ファイルに書き込まれる、またはファイルを削除される脆弱性が存在します。

補足情報 : CWE による脆弱性タイプは、CWE-177: Improper Handling of URL Encoding (URL エンコーディングの不適切な処理) と識別されています。
https://cwe.mitre.org/data/definitions/177.html
CVSS による深刻度 (CVSS とは?)

CVSS v2 による深刻度
基本値: 6.4 (警告) [NVD値]
  • 攻撃元区分: ネットワーク
  • 攻撃条件の複雑さ: 低
  • 攻撃前の認証要否: 不要
  • 機密性への影響(C): なし
  • 完全性への影響(I): 部分的
  • 可用性への影響(A): 部分的
影響を受けるシステム


iniNet Solutions GmbH
  • SCADA Web Server 2.02 未満

想定される影響

第三者により、巧妙に細工された文字列を介して、ファイルに書き込まれる、またはファイルを削除される可能性があります。
対策

ベンダ情報および参考情報を参照して適切な対策を実施してください。
ベンダ情報

iniNet Solutions GmbH
CWEによる脆弱性タイプ一覧  CWEとは?

  1. その他(CWE-Other) [NVD評価]
共通脆弱性識別子(CVE)  CVEとは?

  1. CVE-2015-1002
参考情報

  1. National Vulnerability Database (NVD) : CVE-2015-1002
  2. ICS-CERT ADVISORY : ICSA-15-293-02
更新履歴

  • [2015年10月28日]
      掲載

公表日2015/10/20
登録日2015/10/28
最終更新日2015/10/28