【活用ガイド】

JVNDB-2015-005517

ownCloud Server の外部の SMB ストレージドライバにおける任意の SMB コマンドを実行される脆弱性

概要

ownCloud Server の外部の SMB ストレージドライバには、任意の SMB コマンドを実行される脆弱性が存在します。
CVSS による深刻度 (CVSS とは?)

CVSS v2 による深刻度
基本値: 9.0 (危険) [NVD値]
  • 攻撃元区分: ネットワーク
  • 攻撃条件の複雑さ: 低
  • 攻撃前の認証要否: 単一
  • 機密性への影響(C): 全面的
  • 完全性への影響(I): 全面的
  • 可用性への影響(A): 全面的
影響を受けるシステム


ownCloud
  • ownCloud 6.0.8 未満
  • ownCloud 7.0.6 未満の 7.0.x
  • ownCloud 8.0.4 未満の 8.0.x

想定される影響

リモート認証されたユーザにより、ファイルの ; (セミコロン) 文字を介して、任意の SMB コマンドを実行される可能性があります。
対策

ベンダより正式な対策が公開されています。ベンダ情報を参照して適切な対策を実施してください。
ベンダ情報

ownCloud
CWEによる脆弱性タイプ一覧  CWEとは?

  1. OSコマンドインジェクション(CWE-78) [NVD評価]
共通脆弱性識別子(CVE)  CVEとは?

  1. CVE-2015-4718
参考情報

  1. National Vulnerability Database (NVD) : CVE-2015-4718
更新履歴

  • [2015年10月23日]
      掲載