【活用ガイド】

JVNDB-2015-005397

Oracle Fusion Middleware の Oracle Outside In Technology における Outside In PDF Export SDK に関する脆弱性

概要

Oracle Fusion Middleware の Oracle Outside In Technology には、Outside In PDF Export SDK に関する処理に不備があるため、可用性に影響のある脆弱性が存在します。

本脆弱性は、CVE-2015-4811 とは異なる脆弱性です。
CVSS による深刻度 (CVSS とは?)

CVSS v2 による深刻度
基本値: 1.5 (注意) [NVD値]
  • 攻撃元区分: ローカル
  • 攻撃条件の複雑さ: 中
  • 攻撃前の認証要否: 単一
  • 機密性への影響(C): なし
  • 完全性への影響(I): なし
  • 可用性への影響(A): 部分的
Outside In Technology はソフトウェア開発キット (SDK) であり、特定のプロトコルを持ちません。ホスティングソフトウェアが Outside In Technology コードにネットワークを介して受信したデータを渡す場合、CVSS v2.0 の基本スコアは 6.8 に増加します。
影響を受けるシステム


オラクル
  • Oracle Fusion Middleware の Oracle Outside In Technology 8.5.0
  • Oracle Fusion Middleware の Oracle Outside In Technology 8.5.1
  • Oracle Fusion Middleware の Oracle Outside In Technology 8.5.2

想定される影響

ローカルユーザにより、サービス運用妨害 (DoS) 攻撃が行われる可能性があります。
対策

ベンダより正式な対策が公開されています。ベンダ情報を参照して適切な対策を実施してください。
ベンダ情報

オラクル
CWEによる脆弱性タイプ一覧  CWEとは?

  1. 情報不足(CWE-noinfo) [NVD評価]
共通脆弱性識別子(CVE)  CVEとは?

  1. CVE-2015-4809
参考情報

  1. National Vulnerability Database (NVD) : CVE-2015-4809
更新履歴

  • [2015年10月22日]
      掲載