【活用ガイド】

JVNDB-2015-005330

Cisco ASR 5000 および Cisco ASR 5500 デバイスのソフトウェアにおけるサービス運用妨害 (DoS) の脆弱性

概要

Cisco ASR 5000 および Cisco ASR 5500 デバイスのソフトウェアには、サービス運用妨害 (vpnmgr プロセスのリスタート) 状態にされる脆弱性が存在します。

ベンダは、本脆弱性を Bug ID CSCuw01984 として公開しています。
CVSS による深刻度 (CVSS とは?)

CVSS v2 による深刻度
基本値: 5.0 (警告) [NVD値]
  • 攻撃元区分: ネットワーク
  • 攻撃条件の複雑さ: 低
  • 攻撃前の認証要否: 不要
  • 機密性への影響(C): なし
  • 完全性への影響(I): なし
  • 可用性への影響(A): 部分的
影響を受けるシステム


シスコシステムズ
  • Cisco ASR 5000 シリーズソフトウェア 18.0.0.57828 (Cisco ASR 5000 ルータ/Cisco ASR 5500 ルータ)
  • Cisco ASR 5000 シリーズソフトウェア 19.0.M0.61045 (Cisco ASR 5000 ルータ/Cisco ASR 5500 ルータ)

想定される影響

第三者により、TACACS パケットの巧妙に細工されたヘッダを介して、サービス運用妨害 (vpnmgr プロセスのリスタート) 状態にされる可能性があります。
対策

ベンダより正式な対策が公開されています。ベンダ情報を参照して適切な対策を実施してください。
ベンダ情報

シスコシステムズ
CWEによる脆弱性タイプ一覧  CWEとは?

  1. 不適切な入力確認(CWE-20) [NVD評価]
共通脆弱性識別子(CVE)  CVEとは?

  1. CVE-2015-6334
参考情報

  1. National Vulnerability Database (NVD) : CVE-2015-6334
更新履歴

  • [2015年10月19日]
      掲載