【活用ガイド】

JVNDB-2015-005328

複数の SAP BusinessObjects 製品におけるサービス運用妨害 (DoS) の脆弱性

概要

SAP BusinessObjects BI プラットフォーム、BusinessObjects Edge および BusinessObjects XI (BOXI) には、サービス運用妨害 (out-of-bounds read およびリスナークラッシュ) 状態にされる脆弱性が存在します。

ベンダは、本脆弱性を SAP Security Note 2001108 として公開しています。
CVSS による深刻度 (CVSS とは?)

CVSS v2 による深刻度
基本値: 10.0 (危険) [NVD値]
  • 攻撃元区分: ネットワーク
  • 攻撃条件の複雑さ: 低
  • 攻撃前の認証要否: 不要
  • 機密性への影響(C): 全面的
  • 完全性への影響(I): 全面的
  • 可用性への影響(A): 全面的
影響を受けるシステム


SAP
  • BussinessObjects Edge 4.0
  • SAP BusinessObjects 4.1
  • SAP BusinessObjects XI 3.1 R3

想定される影響

第三者により、巧妙に細工された GIOP パケットを介して、サービス運用妨害 (out-of-bounds read およびリスナークラッシュ) 状態にされる可能性があります。
対策

ベンダ情報および参考情報を参照して適切な対策を実施してください。
ベンダ情報

SAP
CWEによる脆弱性タイプ一覧  CWEとは?

  1. バッファエラー(CWE-119) [NVD評価]
共通脆弱性識別子(CVE)  CVEとは?

  1. CVE-2015-7730
参考情報

  1. National Vulnerability Database (NVD) : CVE-2015-7730
  2. 関連文書 : Analyzing SAP Security Notes May 2015 Edition
  3. 関連文書 : [Onapsis Security Advisory 2015-013] SAP Business Objects Memory Corruption
更新履歴

  • [2015年10月19日]
      掲載

公表日2015/05/12
登録日2015/10/19
最終更新日2015/10/19