【活用ガイド】

JVNDB-2015-005324

SAP HANA DB の Web-based Development Workbench のロールの削除におけるクロスサイトスクリプティングの脆弱性

概要

SAP HANA DB の Web-based Development Workbench のロールの削除 (role deletion) には、クロスサイトスクリプティングの脆弱性が存在します。

ベンダは、本脆弱性を SAP Security Note 2153898 として公開しています。
CVSS による深刻度 (CVSS とは?)

CVSS v2 による深刻度
基本値: 3.5 (注意) [NVD値]
  • 攻撃元区分: ネットワーク
  • 攻撃条件の複雑さ: 中
  • 攻撃前の認証要否: 単一
  • 機密性への影響(C): なし
  • 完全性への影響(I): 部分的
  • 可用性への影響(A): なし
影響を受けるシステム


SAP
  • SAP HANA DB 1.00.091.00.1418659308

想定される影響

リモート認証されたユーザにより、ロール名を介して、任意の Web スクリプトまたは HTML を挿入される可能性があります。
対策

ベンダ情報および参考情報を参照して適切な対策を実施してください。
ベンダ情報

SAP
CWEによる脆弱性タイプ一覧  CWEとは?

  1. クロスサイトスクリプティング(CWE-79) [NVD評価]
共通脆弱性識別子(CVE)  CVEとは?

  1. CVE-2015-7726
参考情報

  1. National Vulnerability Database (NVD) : CVE-2015-7726
  2. 関連文書 : Analyzing SAP Security Notes May 2015 Edition
  3. 関連文書 : [Onapsis Security Advisory 2015-019] SAP HANA XSS in role deletion through Web-based development workbench
更新履歴

  • [2015年10月19日]
      掲載

公表日2015/05/12
登録日2015/10/19
最終更新日2015/10/19