【活用ガイド】

JVNDB-2015-005198

Cisco IOS の RADIUS クライアントの実装におけるサービス運用妨害 (DoS) の脆弱性

概要

Cisco IOS の RADIUS クライアントの実装には、共有の RADIUS シークレットが設定されている場合、サービス運用妨害 (デバイスリロード) 状態にされる脆弱性が存在します。

ベンダは、本脆弱性を Bug ID CSCuu59324 として公開しています。
CVSS による深刻度 (CVSS とは?)

CVSS v2 による深刻度
基本値: 6.3 (警告) [NVD値]
  • 攻撃元区分: ネットワーク
  • 攻撃条件の複雑さ: 中
  • 攻撃前の認証要否: 単一
  • 機密性への影響(C): なし
  • 完全性への影響(I): なし
  • 可用性への影響(A): 全面的
影響を受けるシステム


シスコシステムズ
  • Cisco IOS 15.4(3)M2.2

想定される影響

リモートの RADIUS サーバにより、不正な形式のアンサーを介して、サービス運用妨害 (デバイスリロード) 状態にされる可能性があります。
対策

ベンダより正式な対策が公開されています。ベンダ情報を参照して適切な対策を実施してください。
ベンダ情報

シスコシステムズ
CWEによる脆弱性タイプ一覧  CWEとは?

  1. リソース管理の問題(CWE-399) [NVD評価]
共通脆弱性識別子(CVE)  CVEとは?

  1. CVE-2015-6263
参考情報

  1. National Vulnerability Database (NVD) : CVE-2015-6263
更新履歴

  • [2015年10月14日]
      掲載