【活用ガイド】

JVNDB-2015-005194

Cisco Unified Computing System B Blade Server ソフトウェアにおけるサービス運用妨害 (DoS) の脆弱性

概要

Cisco Unified Computing System (UCS) B Blade Server ソフトウェアには、サービス運用妨害 (ホスト OS または BMC ハング) 状態にされる脆弱性が存在します。

ベンダは、本脆弱性を Bug ID CSCuq77241 として公開しています。
CVSS による深刻度 (CVSS とは?)

CVSS v2 による深刻度
基本値: 4.9 (警告) [NVD値]
  • 攻撃元区分: ローカル
  • 攻撃条件の複雑さ: 低
  • 攻撃前の認証要否: 不要
  • 機密性への影響(C): なし
  • 完全性への影響(I): なし
  • 可用性への影響(A): 全面的
影響を受けるシステム


シスコシステムズ
  • Cisco UCS B200 M3 ブレード サーバ 2.2.6 未満の 2.2.x
  • Cisco UCS B22 M3 ブレード サーバ 2.2.6 未満の 2.2.x
  • Cisco UCS B260 M4 ブレード サーバ 2.2.6 未満の 2.2.x
  • Cisco UCS B420 M3 ブレード サーバ 2.2.6 未満の 2.2.x
  • Cisco UCS B460 M4 ブレード サーバ 2.2.6 未満の 2.2.x

想定される影響

ローカルユーザにより、Inter-IC (I2C) バスを経由して巧妙に細工されたパケットを送信されることで、サービス運用妨害 (ホスト OS または BMC ハング) 状態にされる可能性があります。
対策

ベンダより正式な対策が公開されています。ベンダ情報を参照して適切な対策を実施してください。
ベンダ情報

シスコシステムズ
CWEによる脆弱性タイプ一覧  CWEとは?

  1. リソース管理の問題(CWE-399) [NVD評価]
共通脆弱性識別子(CVE)  CVEとは?

  1. CVE-2015-4265
参考情報

  1. National Vulnerability Database (NVD) : CVE-2015-4265
更新履歴

  • [2015年10月14日]
      掲載